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中倉姉妹へのメールはpositive-girls@excite.co.jp
by positive-girls
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中倉家の父
宏美です。

中倉姉妹は父から将棋を教わった。
当然ながら、父は大の将棋好き。
でもその楽しみ方は一風変わっていて・・・実際に対局するのも、もちろん好きなようだが一番は、将棋の棋譜の切り抜き。

一般新聞、週刊将棋、将棋雑誌、など、ありとあらゆる棋譜を切り抜いては、
戦法別に分類する。
ひとつのファイルに収まらなくなくなると、またその中から形によって細分化する。。

そうしたファイルの数は、、ざっと1000は軽く超えるだろうか。。
今日は父に内緒で、こっそり父の部屋を撮った。(ほんの一部)
中倉家の父_d0081967_1685412.jpg



切り抜きは解説もついていることが多く、棋譜だけのものより参考になる。
また、これだけの量。古い棋譜もかなり多い。

ただ、残念なのは父の分類方法は、とてもオリジナルで、ちょっと盗み見すると
「56銀と上がる形1~5 」「1回52飛としてからの22飛」等々、謎の暗号が
ファイルの背に書かれてあってどこをどう分類しているのかは、父にしかわからない・・・。

思い出すと、子供のころ勝手にファイルを動かしたり、広げたりすると叱られた。
お世辞にも、綺麗に整理整頓されているとは思えないのだけれど、、、
というわけで、幼心に、ここは父の聖域だとあまり足を踏み入れていなかった。

今はパソコン全盛の時代。局面検索は容易にできるんだよ、と
父に教えたら、「ふ~ん、そう」と興味なさげ。もはや研究の材料にするというよりは
コレクション収集といった域のようです。

でも一度、「この局面、何か参考になる棋譜ある?」と普段あまり頼らない私からの
質問に、「おっ!ちょっ、ちょっと待ってね」とイソイソと部屋に行き、しばらくこもること数時間。
そして、うれしそうに色褪せた新聞の切り抜きを何枚も見せてくれたのでした。

そんな父も昨日、誕生日で62歳。
私は対局日で何もしてあげられなかった上に黒星のプレゼント。。。。涙。
早く喜ばせてあげられるように、がんばります。
by positive-girls | 2009-04-17 12:50 | hiromi
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